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日頃より、オーロラ日本語奨学金基金の活動にご理解とご支援を頂き、ありがとうございます。
4月より当基金は新しい組織体系に変わり、その第1回目のプログラムということで、皆様からの変わらないご支援が大きな支えとなりました。誠にありがとうございました。
全米各地で行われた地区大会で入賞し、主催団体から推薦された10名の高校生たちは、これまでの学びを存分に発揮できたと思います。コンテストは、鈴村奈々審査委員長(カリフォルニア州立大学ロングビーチ校 助教授)をはじめとする6名の審査員による審査の結果、ニューヨーク州Saint Ann’s 高校のマックス・ソーベルさんが優勝、アラスカ州Dimond高校のリーナ・デイスさんが準優勝となりました。
また、ご観覧いただいた多くの方々からは、出場者の日本語スキルの高さや多彩なスピーチ内容に感動したとのご意見を頂き、今後の当基金の活動の励みにもなりました。この大会の開催に至るまでには、米国で日本語教育に携わる先生方の日々の教育の積み重ねはもちろんのこと、ご支援いただいた皆様、審査員、地区大会主催団体、実行委員の皆様のご尽力のおかげであると思っています。
言葉を話すことは、単なるコミュニケーションツールではなく、その国の文化背景や人を理解することにも繋がります。アメリカで日本語に関心を持ち、学び続ける若者が増えることは、日本文化の理解者が増えることに繋がります。米国の高校生の学習意欲を高めるため、このスピーチコンテストが役立つことを願っています。
今後もこのスピーチコンテストは続きます。引き続き変わらぬご支援をお願いするとともに、ぜひ来年は会場へ足をお運びください!皆様一人ひとりが、アメリカ人高校生の日本語スピーチにインスパイアされることをお約束いたします!
飯冨 崇生 (Tak Itomi) 理事長代行 |
理事長代行あいさつ