マーガレット・オーコーネル
Evanston Township High School (Evanston, IL),Teacher and Exchange Coordinator, Japanese
日本語奨学金受賞者に選んでいただき大変光栄です。この機会に、二人の恩師に感謝の意を表したいと思います。
この奨学金応募の過程でずっと支援してくださったマイケル・ヴァンクレイ先生と札谷慎吾先生です。
ネイティブでない日本語教師の私はいつも現実味のある教材や、生徒の興味を引く内容をカリキュラムに
取り込む努力をしています。
オーロラ基金の寛大な支援のもと、夏に日本に行き、北海道のアイヌ民族、東京の在日韓国人、沖縄の琉球民族の
歴史やその人生経験などを研究する予定です。この旅を通して、自らの熟練度維持に必要な日本語を復習でき、
写真や動画の撮影によって読書教材や評価目的のために真実性の高い情報源を収集できると期待しています。
また生徒と共有できる多くの知識を持ち帰ることができると確信しています。
マーガレット・オーコーネルさんはイリノイ州エヴァンストンにあるエヴァンストン・タウンシップ高校（ETHS）
の日本語教師。高校生として同校に在学中、独学で日本語学習を始める。16歳で高校生交換留学を経験し日本文化に
魅了され、日本語の勉強を継続。大学在学中1年間、国際基督教大学で留学。
大学卒業後ウィスコンシン・千葉プログラムを通して千葉の公立高校で英語を教える。
英文学専攻でローレンス大学を卒業し学士号取得。
さらにナショナル・ルイス大学で教育学を学び日本語、英語(国語)、ESL承認の修士号を取得。日本における少数派社会・
民族を研究し、日本語を学ぶ多様な生徒の日本語教材を充実させるために奨学金を使う予定。
またイリノイ日本語教師協会（IATJ）の役員も務めており、この協会の役員や会員ともウェビナー、学会、
ニュースレターなどを通じて自らの研究結果などを共有したいと言う。
